デザイナーズオフィスの4つの効果性と事例を徹底解説

世界的に有名な企業の斬新でクリエイティブなオフィスが度々メディアでも紹介され、デザイナーズオフィスの需要は日本でも急速に高まりりつつある。これまで通り事務用品の机とイスを並べただけでは、これからオフィスとしての価値を維持していくことができないかもしれない。

そこでオフィスをオープンさせたいと考えている方に向けて、人気のあるデザイナーズオフィスの持つ効果性を世界的企業の事例を交えつつご紹介したい。

 

デザイナーズオフィスとは

 

出典:www.washingtonpost.com

最近耳にする機会も増えた「デザイナーズオフィス」。実は普通のオフィスと明確に異なるデザイナーズオフィスの定義というものは特に無い。

ただ多くの場合、デザイナーや建築家がクライアントのコンセプトや流行を取り入れつつ外観・内装にこだわってデザインしたオフィスのことを指す。

これから効果性については詳しくご紹介するが、見た目や機能性が普通のオフィスとは異なることからブランド力アピールや生産性向上を図ることができる。

そのため近年、日本でもデザイナーズオフィスの物件が大変人気となっている。これからオフィスをオープンさせようと考えている方は一度、本記事を参考にしながらデザイナーズオフィスの設置を考慮することをおすすめしたい。

では世界的企業のレイアウトを事例にしながら人気の高いデザイナーズオフィスの効果性をご紹介しよう。

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1.オフィスを通してアピールするブランド力

出典www.washingtonpost.com

上の写真はニューヨークに本社を置くファッション雑誌「NYLON」のオフィスだ。壁のイラストはShelly Lynch-Sparks氏によってデザインされた。

コーディネートから紙面の写真、レイアウトまで米国中の若い女性から高い評価を受けるNYLONらしいデザインといえる。

このようにオフィスのデザインは従業員の作業性だけでなく、一つの広告としてブランド力をアピールする力を持つ。

実際こうした職場環境に憧れて才能を持つ優れた人材が入ってくることで会社のブランド力キープにも貢献する。

 

2.ブランドイメージを表現するオフィス受付

出典:www.wecolle.jp

上の写真は日本の「株式会社USEN 東京ウェディングコレクション」のオフィス受付だ。

オフィスの受け付けはブランドイメージを表現するのに最適なスペースである。訪れるお客様が最初に目にするのが受付だからだ。

その点このオフィスでは最初に目にするのが白を基調としたヴィンテージ調の優しい木の色合い、そしてフロアに置かれたカップル用のペアソファーだ。見るだけでも明るい結婚生活へのあこがれを高めるスペースになっている。

このようにデザイナーズオフィスのデザインの際にはこれから何を表現していくのかコンセプトの決定がオフィスの方向性を決めるために重要になってくるのだ。

 

3.コミュニケーションを促進するオフィスづくり

出典:www.washingtonpost.com

上の写真はチューリッヒにある「Google」のパブリックスペースだ。見るとわかるようにホワイトボードが設置され会議室のような使われ方をしているが堅苦しいイメージは全くない。

むしろリラックスした雰囲気を作り出すことで世界を牽引するGoogleのイノベーティブなアイデアが生み出されているのだ。

Googleはこうしたオフィスレイアウトを「Evolution design」と呼んでいる。

なかなか日本の一般のオフィスでここまで自由にレイアウトするのも難しいかもしれないが、次の例を見てみよう。

 

4.オープンなスペースでディスカッション

出典:www.incomediary.com

会議室と聞いて多くの人が思い浮かべるのが狭いスペースに机が置かれ周りにイスが並んでいる光景だろう。

「Big in Japan」のミーティングルームも同じように机とイスが並ぶが開放感が感じられる。その違いは開放的なスペース、明るい照明、カラフルなチェアーに起因している。

このように会議室としての既存のレイアウトを守りつつも、ストレスフリーにディスカッションを進められる会議室を作ることもできるのだ。

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5.日本ならではのアイデアを用いたディスカッションスペース

出典:www.find-job.net

一つの面白いアイデア事例として日本ならではのディスカッションスペースの作り方も紹介したい。

上の写真はWEB企画を専門に行う「ウズ株式会社」のディスカッションスペースだ。畳に座るというのは日本古来の文化。

そこでディスカッションスペースに畳を取り入れることで、縦の肩書を一度脇に置いて同じ高さで自由に話すことができるようになる。

「くつろぎ空間」のコンセプトを日本ならでは方法で表現したユニークな事例だ。

 

 

6.個の力を最大限に引き出すデザイナーズオフィス

出典:www.washingtonpost.com

上の写真はニューヨークで法律事務所を運営する「AXIOM LAW」オフィスだ。見るとわかるように一人あたりのスペースがかなり余裕をもってデザインされているため非常に開放感のあるオフィスとなっている。

オフィスをデザインする際には、見本となる1人当たりのワーキングスペース標準がすでに決まっている。日本では約13㎡だ。

ただしワーキングスペースは広ければ開放感が生まれストレスを感じにくく生産性も高まる。そのためデザイナーズオフィスでは平均よりも1人当たりのオフィス面積を広くとることが多いのだ。

 

7.個の力を紡ぐデザイナーズオフィス

出典:www.s-cop.ne

上の写真は輸出・輸入を手掛ける「株式会社バルデラーマ」のオフィスだ。

見るとわかるように基本的に腰の高さ以上の棚等の家具はすべて壁沿いに配置されている。そして大きな窓を活用してオフィスが明るく開放感のあるスペースとなっている。

実際のワーキングスペースをこのように目線を遮る障害を排除しながらデザインすることでそれぞれの個の働きがチームとして連携しやすくなるのだ。

 

8.ひらめきを与えるリフレッシュスペース

出典:www.washingtonpost.com

リフレッシュスペースでリラックス、と聞くと仕事中なのにさぼっているように聞こえるかもしれない。ただしよく設計されたデザイナーズオフィスでのリフレッシュスペースは単なるさぼり場ではなく生産性を上げる場となりえるのだ。

というのも座り続けて集中力が落ちてきた時の少しの休息は思考力をキープするのに欠かせない。実際アメリカではPower-napと呼ばれる15分ほどの昼寝が推奨されている。

さらに写真でもわかるようにリフレッシュスペースは従業員同士のコミュニケーションの場となるため、結果として個人としてもチームとしても仕事の生産性を向上させることができるのだ。

 

 

9.チームワークを向上させるリフレッシュスペースという考え

出典:inogroup.co.jp

上の写真は日本のIT関連を専門に扱う「株式会社アイノグラフィックス」のリフレッシュスペースである。コンセプトは「家族の団らん」。

写真でもわかるようにリフレッシュスペースは机から離れて落ち着いた雰囲気の中で従業員同士のコミュニケーションの場となる。

そのため積極的にリフレッシュスペースを設けることで、チームとしての仕事の生産性を向上させることができるのだ。

 

10.これから重要となるスモーキングエリア

出典:www.mitsui-designtec.co.jp

上の写真は博多三井ビルの一角に新しく設置されたスモーキングエリアだ。

最近、喫煙者は建物の隅の方へ追いやられ、肩身を狭く感じるような暗いスモーキングエリアで喫煙するケースが増えているのが現状だ。

そこで博多三井ビルでは「喫煙者・非喫煙者が一緒にくつろげるスペース」をコンセプトにデザインされた。

スモーキングエリアをL字にデザインすることで喫煙者と非喫煙者の接点を増やし一体感を表現しているのだ。明るいスモーキングエリアも喫煙者にとって居心地よく感じる要因となっている。

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デザイナーズオフィスは専門家に任せるのが鉄則

ご紹介した大企業ほどスペースに自由がきくわけではないとしても、デザイン次第で日本でもクリエイティブなオフィスを作ることは可能だ。

そして高まるデザイナーズオフィスの人気から自力でおしゃれに事務所をレイアウトすることを考えている方もいるが、そこは専門家であるデザイナーや建築家のいる内装工事会社に依頼すること強くおすすめしたい。

というのもデザイナーズオフィスのレイアウトは普通の事務所レイアウトと比べるとはるかに難易度が高いからだ。

普通、オフィスのレイアウトは、コンセプト決定→ゾーニング計画→動線整理と決まったプロセスで形にしていくが、経験の少ない人では一般的なオーソドックスなオフィスでもミスを見逃して実際に設置を始めてから困ることが少なくない。

それがデザイナーズオフィスとなれば、こうしたプロセスを踏まえながら、独創的な空間をレイアウトする必要がある。それをコンセプト通りにまとめて統一感を出すのは至難の業である。

もしすでにコンセプトに基づいていくつかデザインを考えているのであれば、打ち合わせの段階でコンセプトと一緒にデザイナーに伝えて形にしてもらうのが得策だ。

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