オフィスにパーティションを取り入れる前に知っておくべき5つのこと

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オフィスにパーティションを設置したいとお考えではないだろうか?もしくはパーティションのメリット・デメリットを知りたいという方もいるだろう。オフィスにパーティションを取り入れるというのは人気のデザインであり、昔からの定番だ。しかしそんな人気のパーティションを取り入れないという選択肢を取る企業が増えているのも事実。

今回はパーティションの機能性から素材別のメリットと選び方、そしてあなたの目指すオフィスにパーティションを取り入れるべきかどうかをお伝えしよう。今記事を読むだけでパーティションに関する全てのことを学ぶことができ、よりよいオフィスデザイン作りの手助けになるだろう。

 

1. パーティションの機能性とは?

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パーティションとは簡単に言えば、間取りや仕切りのことである。しかし普通の間取りや仕切りと違う点は、パーティションはインテリアデザインとしての機能性を持っているということである。

つまりパーティションは本来持つ機能性と共に、オフィスデザインを向上させなければいけない。

パーティションが持つ機能性はもちろんデザイン性だけではない。パーティションが持つ主な機能性は以下の6つである。

1. 企業イメージにつながる

パーティションを設置することは、各ルームにプライバシーを持たせるということである。つまりプロフェッショナルとして大切な情報は守ることを伝えているのだ。さらにパーティションを設置したオフィスの方がすっきりとして見た目のイメージがいい。

パーティションでメリハリがついたオフィスデザインと仕切りが一切ないオフィスでは、どちらの方がスタイリッシュなデザインとなるだろうか?パーティションが設置されたオフィスの方がモダンでスタイリッシュな仕上がりとなることは言うまでもない。

オフィスに訪れたクライアントやビジネスパートナーにプロフェッショナル性といい印象を与えたいのならパーティションはいい選択肢の1つとなる。

2. 騒音を防ぐことができる

多くの人々が騒音とは無縁の場所で仕事を行いたいという願いを持っている。ここでいう騒音とは、人々の話し声やキーボードをタイプする音などである。実際に騒音は社員の集中力を無意識のうちに乱すことが研究で判明している。

パーティションを設置することで、騒音を防ぐことができるのだ。つまり個人が仕事に集中することができ、結果的に生産性があがることにつながる。

3. フリーゾーンをつくることができる

もしあなたが社員同士の会話やキーボードをタイプしている時に出る騒音に溢れた環境下で素晴らしい仕事を行えたとしても、どうしても集中力を乱す思いがけない出来事が起こるということもある。

例えば来客者の登場だ。仕切りをつけていないオフィスでは、来客との打ち合わせを個人のデスクで行っているというところもある。当たり前だが、クライアントとの打ち合わせをあなたが仕事をしている周りで行われたら、集中力を保つことはかなり難しいはずだ。また定期的に鳴る電話の音も同様だ。

どうしようもない騒音から逃れるためにも、パーティションを使ってフリーゾーン、つまりいつでも社員が集中して仕事を行える場所を作った方がいい。そうすれば突然の来客の登場でも、フリーゾーンに移動するだけで集中して仕事を続けることができる。またどうしても集中して行わないといけない仕事がある時にも、フリーゾーンで行うことができる。

4. 社員の仕事に対する姿勢を変える

あなたは社員にどのような姿勢で仕事に臨んで欲しいだろうか?おしゃべりをしながら仕事をしてほしいのか、それとも無駄口をたたくことなく集中して仕事をしてほしいのか?オフィスデザインが社員の仕事に対する姿勢に影響を与えることを知っておかなければいけない。

パーティションがついたオフィスはメリハリがつきやすい。つまり休憩場所では十分にリラックスすることができ、仕事場では集中して仕事を行えることができるようになるのだ。

パーティションの大きな特徴の1つに、様々な空間を作ることができるというものがある。パーティションを設置することによって、休憩室というリラックスした空間を作ることができ、会議室という仕事を行うことができる場をも作ることができる。もちろん各空間は別々のものであり、人々は異なった空間に足を踏み入れるたびにメリハリを得ることができるのだ。

5. 社員の健康を守る

仕切りがないオフィスでは、人々は無意識のうちにストレスを感じてしまい、健康に良くない。またストレスを抱えたままでは高いパフォーマンスを発揮することは難しい。基本的に人々は1日の内8時間はオフィスで過ごすことになる。8時間ストレスを抱えながら、仕事を行うことは社員の健康を損なう可能性が大いにある。

パーティションを設置することによって、各社員がプライバシーを持つことができ、無意識のストレスから逃れることができるのだ。

6. 社員のニーズに合わせることができる

あなたの社員は社交的な人ばかりだろうか?必ず社員の中には内気な人、プライバシーを気にする人がいるはずだ。内向的な性格の社員はパーティションなしで快適に働くことができるだろうか?

オフィスを最もよく使うのは社員だということを忘れてはいけない。オフィスデザインを行うときには社員のニーズをくみ取ることが最も大切だ。

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2. オープンオフィス VS プライベートオフィス

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オフィスデザインについて勉強した方ならば、オープンオフィスと言うものを聞いたことがあるかもしれない。

オープンオフィスとは、パーティションをなくした広々とした空間が特徴のオフィスデザインのことである。

オープンオフィスは近年、GoogleやFacebookといった大企業が続々と取り入れたことによって爆発的な人気が起こり、現在のオフィスデザインの主流となっている。

そんなオープンオフィスにはメリットもあるが、デメリットもあると指摘され始めている。ここからはオープンオフィスとパーティションを使ったプライベートオフィスを徹底比較してみたいと思う。

オープンオフィスのメリット・デメリット

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オープンオフィスを採用することによって得られるメリットは様々だが、最大のメリットは社員同士が簡単に共同作業を行えるということだ。

そのためブレインストーミングをする機会が多い職種はオープンオフィスのメリットを最大に活用できるのだ。だからFacebookやGoogle等の常にイノベーションを起こしてきた企業はオープンオフィスを採用してきたのだ。

もちろんIT企業だけではなく、メディア系企業、コンサルタントなど現在多くの職種にはイノベーションやアイデア交換が求められる。

実際にオープンオフィスを採用したことによって、社員同士のコミュニケーションが円滑になる、仕事を進めるスピードが速くなり、結果的に生産性があがったというポジティブな声も多く聞こえている。

そんなオープンオフィスにももちろんデメリットがある。まずは集中力が大きく低下する可能性があるということだ。オープンオフィスを採用するということは必然的に社員同士の会話が多くなるということだ。チームで働いている人々にとっては問題ないだろうが、全員がチームで働いているということはないだろう。

必ず1人で黙々と仕事を進めている人もいるはずだ。1人で働いている人は人々の会話を聞きながら、人々の行動を視界に入れながら働かないといけない。そのような環境では絶対に集中はできない。

2つ目のデメリットは社員同士が仕事に関係のない話をする可能性が高まるということだ。社員全員が仕事に情熱を持っていて、勤務時間内には精一杯業務を行うのならば問題は一切ない。しかし残念ながら、仕事に情熱を持っていない人が少なくともいることは事実ではないだろうか。

この問題を解決するのは社員だ。もし無駄話をしている社員を注意できる関係性が築けているのならば、オープンオフィスは上手くいくだろう。しかしもし他の社員も無駄話をし始めたら、オープンオフィスの生産性を上げるというメリットが損なわれてしまう。むしろ、生産性は下がる一方でデメリットとなってしまうのだ。

【ブレインストーミング】
ブレインストーミングとは、数人もしくは全員でアイデアを出し合う方法のこと。ブレインストーミングを行うことによって、1人では思いつかないようなアイデアを思いつくことができる。

プライベートオフィスのメリット・デメリット

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パーティションを使ったプライベートオフィスの最大のメリットは、個々人が集中して自分の仕事に取り組むことができることだ。

すなわち他社の会話や電話の音に悩まされることはなくなる。もし事務や営業、コールセンター、そして金融機関等のチームプレーというよりも、個人で仕事をすることの方が多い企業にはプライベートオフィスをおすすめする。

もう1つのプライベートオフィスのメリットは各社員が持つスペースが広いということだ。一見するとオープンオフィスの方が広いスペースのように思われる。

確かにオフィス全体を見ると、パーティションや壁がない分、広いだろう。しかし各社員のスペースはどうだろうか?オープンオフィスでは、デスクや事務用品を共有することがほとんどだ。しかしプライベートオフィスでは、あなただけのデスクが支給され、事務用品や植物など好きなものは何でも置くことができるのだ。もし毎日クライアントに対処しなければいけない、書類仕事が多い場合にはプライベートオフィスは必須だろう。

プライベートオフィスのデメリットはやはりチームプレーが上手く機能しない、社員同士のコミュニケーション不足を引き起こしやすいということだ。

オフィスに合ったデザインを選ぶことが重要

もしあなたの事業には毎日チームプレーが必要で、IT企業やメディア系企業のように日常的にアイデアの出し合いが必要ならばオープンオフィスを採用するべきだ。一方、事務仕事や営業等、毎日書類仕事や個人での仕事に追われるのならばプライベートオフィスを採用するべきである。

オープンオフィスを採用する場合にしても、パーティションを使って個人で集中して仕事ができるスペースは作るべきである。多くの企業がオープンオフィスをメインにレイアウトを行う一方、必ず集中して仕事ができる空間をも作っているのだ。パーティションを上手く使用することによって、オープンオフィスが持つデメリットを失くすことができるのだ。

 

3. パーティション設置の際に気を付けるべきこと

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パーティションの設置は意外と難しく、熟考して行わないとせっかくのパーティションの機能性が失われてしまうこともある。

今からはパーティション設置の際に気を付けるべきことをご紹介しよう。これから紹介するポイントを抑えるだけで、パーティションの機能性を十分に発揮することができるだろう。

 

 

防音性のものを選ぶ

パーティションの最大の機能は防音だ。しかし時にその防音性が損なわれたパーティションもある。基本的に厚みがあるほど防音性は優れている。あまりにも厚みが薄いパーティションを設置しても、スペースを作ることはできるが、騒音は聞こえてしまうという結果になる。パーティション購入の際には厚みに注目しよう。

オフィスデザイン

パーティションを設置するということは、新たな空間を作るということだ。例えば1つの空間にパーティションを設置することによって、会議室とメインの職場を作ることができるのだ。実はこのパーティションを使ってどの部屋を隣同士で作るのかというのはとても重要だ。

例えば、メインオフィスと必然と声が大きくなる会議室を隣接して作ってしまうと防音性が損なわれてしまう可能性が高い。また会議室と休憩スペースを近くで作るのもあまりいいアイデアではない。パーティションを使って、どのようなオフィスデザインを行うのかはしっかりと考える必要がある。

可動式パーティション購入を検討する

パーティションと言えば大きくて一度設置すると動かすことはもちろん、取り外すことも難しそうなイメージがあるが、可動式のパーティションというのもある。簡単に移動させることができるパーティションは、手軽に空間を作ることができる。

クライアントとの突然のミーティング、チームでのプロジェクトを行うとき等にとても便利だ。1つ注意点としては、可動式のパーティションは基本的に薄い。そのため防音性にはあまり期待できないことには注意だ。

高さは最も重要

パーティションの高さは最も重要だ。例えば各社員の机をパーティションで区切る時には、高さをメイン要素として選ばないといけない。

かなり高いパーティションを使用した場合は、各個人のプライバシーは完全に保たれるというメリットを持つ一方、コミュニケーションをとるのが困難になる、生産性を高める自然光を遮ってしまうというデメリットもある。

デスクを仕切るパーティションのおすすめの高さは、座っているときには他の社員の姿は見えないが、立つと簡単にコミュニケーションをとることができる程度の高さのものだ。

素材選び

パーティションには様々な素材があり、それぞれメリットがある。基本的な選択肢としてはガラス、プラスターボード、木製のパーティションがある。もちろんこれらは基本的なもので、まだまだユニークな素材のパーティションはある。

素材はオフィスデザインに影響を与えるだけではなく、生産性にも影響を与えることがある。あなたのオフィス目的に合った素材選びを行うことが重要である。

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4. 素材別パーティションのメリットを大紹介!

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すでに様々な素材から出来たパーティションがあり、それぞれのパーティションにはメリットがあることは述べた。

ここからは素材別のメリットを詳しくご紹介しよう。

 

 

 

ガラス製パーティション

ガラスで出来たパーティションの最大のメリットは、自然光を最大限に得ることができることだ。パーティションが自然光を遮ることはなく、オフィス全体が明るく心地よいものとなるだろう。さらに自然光に当たると生産性が高まることが明らかになっている。簡単に生産性を高めたいのならば、ガラスのパーティションを取り入れることをおすすめしよう。

もう1つのメリットは、ガラスのパーティションは防火性であるということである。これは安全のためにも重要だ。さらにガラス製のパーティション設置のコストはお手ごろなものであり、且つ自然光を取り入れるという機能性によってエネルギーの節約、環境保護アピールもできる。

もしすりガラスや色がついたガラスのパーティションを設置すると、プライバシーはしっかりと守られ、ノイズレベルも減少させることができる。パーティションは各部署を分ける時に便利だ。日頃からクライアントが訪れてくるようならば、パーティションで部署を分けることはマストだ。ガラス製パーティションは輝く美しいデザインをオフィスにもたらしてくれる。

スチールパーティション

しっかりとしたプライバシーに加え、見た目に高級感をも加えたいのならスチールパーティションがおすすめだ。しっかりと壁を仕切ることができ、電機や配線なども簡単につけることができるという柔軟性を持っている。

もう1つのメリットは不燃性であり、遮音性に優れているということだ。基本的な性能としてはバランスよく優れているのがスチールパーティションだ。

アルミパーティション

アルミパーティションのメリットはデザイン性の高さにある。カラーバリエーション豊富であり、オフィスにデザイン性をもたらすことは間違いない。さらに比較的安価であり軽量だ。そのため簡単に空間を分ける、部屋を作ることができるのだ。

しかしその軽量性のため防音性には劣りを少し見せる。さらに完全に防火性という訳ではないので、安全面がしっかりと約束されたとは言い難い。

 

5. 絶対に参考にするべきパーティションの事例

実際にパーティションを使ったオフィスレイアウトを見ることはかなり参考になる。ここからは参考にするべきパーティションの事例をご紹介しよう。

スタンダードなパーティションレイアウト

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基本のパーティションを使ったレイアウトだ。パーティションでデスクは仕切られているが、簡単にコミュニケーションをとることも可能である。

調和のとれたパーティションの色と椅子の色にも注目だ。

 

 

 

緑を取り入れたパーティション

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植物を使ったパーティションもある。植物はオフィス内の空気を綺麗にするだけではなく、パソコンの使用で疲れた目を癒す、そして生産性を高めるなど様々な効果がある。

デザイン性も高く、可能であるならばぜひ取り入れたい。

 

 

 

広々とした個人スペースを演出

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パーティションによって各社員が広々としたプライベート仕事空間を手に入れることができている。

パーティションの高さも、立ち上がると簡単にコミュニケーションをとることができる理想のものだ。壁のポップなイラストとパーティションの色が見事に合っている。

→『オフィス内装工事&デザインの見積り比較はこちらより』

 

 

 

まとめ

パーティションはどんなオフィスデザインを行う際にも必ず取り入れておきたい。どんな社員も集中して仕事をできる場を望んでいる。そういった社員のニーズをくみ取ることはオフィス作りに必要不可欠であり、パーティションは必ず役に立つ。

デスクを区切る程度のパーティション、可動式のパーティションなら個人で設置することも可能だ。しかし空間を大きく分けるようなパーティションを設置する際には、オフィス内装に強い工事会社に依頼を行わなければいけない。

もし本格的にパーティションを取り入れるのならば、早めの段階から工事会社と相談しながらパーティション設置計画を作ろう。今回の記事を参考にして、ぜひ機能性とデザイン性を活かしたパーティション設置を行っていただきたい。

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ABOUTこの記事をかいた人

山田博保

建築業界での経験を活かした複数のオウンドメディアを運営。内装工事マッチングサイト「アーキクラウド」創業者。WEBコンサル事業、コンテンツ販売事業にも携わる。Facebookお友達申請大歓迎です。その他WEB集客、自社メディア構築、ビジネスモデル構築に関するコンテンツは公式サイトより。