オフィス用のデスクを安くそろえるために〜中古品検討のススメ

オフィスに必要なものはいろいろあるが、そのほとんどの面積を占める家具は、デスクであると言える。椅子と違い、そこまで機能性や快適性にこだわる必要はないので、シンプルで使いやすいものなどを選択すれば間違いはないだろう。

しかし、どうしても大きな家具は購入費用がかさむものである。そこで、中古のデスクの購入を考えてみてはいかがだろう。デスクを安く購入する方法など、初期費用をできるだけ抑えるためにできることを考えてみよう。

新品のオフィスデスクの相場価格

出典:www.amyedesigns.com

まずは、一般的なオフィスデスクの相場価格を知ることから始めてみよう。

オフィスで使用するデスクは、用途によりさまざまだが、パソコンなどを使用するデスクワークの場合は、引き出しが固定されているものや、平机に引き出しのついたサイドワゴンがセットになったものが一般的だろう。

文房具や書類を収納するためにも、引き出しがあるものを選びたい。

ざっくりした相場価格は、引き出しなどのないシンプルな平机が1万円程度、引き出しの付いたサイドワゴンのみが1万円前後、片方に引き出しが固定されたタイプの机が2万円程度、両側に引き出しが設置されている幅の広いデスクが4万円程度になるだろう。

デザイン性の高いものや、重量感のあるもの、高級感のある素材などは、10万円単位のデスクも少なくない。また、最近流行りのフリーアドレス式用の大きな広いテーブルや、会議用のテーブルなどは、その大きさによって価格が決まってくる。

たとえば、幅100cm、奥行き70cmの小さめのものなら1万円以下のものが多いが、6人で使用できるような幅540cm、奥行き140cmの大きなものは10万円近くになるものもある。

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中古品のランク

出典:www.amyedesigns.com

一口に中古品と言っても、その使用期間や汚れ具合、キズや破損がないか、使用する上で支障はないか(引き出しの開け閉めやガタツキ、きしみなど)によってさまざまな方向から見て価格付けをするものである。

その品物の状態を端的に表現したものが「ランク」である。このランクによって、その中古品の状態がどのくらいか判断する目安になるので、中古品を購入する際はランクにも注意するようにしてもらいたい。

ランク付けも業者によって見方が異なるが、基本的にはSランク、Aランク、Bランク、Cランクのように分けられるだろう。

Sランク品

Sランクは、中古品の中でも特に状態が良く、ほとんど未使用のものも含まれる。たとえば、開封したけれど一度も使用しないまま倉庫にしまわれていたものや、開封さえされていないものもある。

使用状況から言えば新品と変わらないが、購入してから年数が経っていたり、一度他人の手に渡ったものであることから、美中古品として売買されている。

未使用ならば当然汚れやキズもなく、使用による劣化もないが、購入してから年数が経っているものは少なからず部品が劣化していたり、デザインが古くなっているものも多いので、新品よりは少し安く購入できる。

少しでも費用を抑えて、新品同様のものを購入したい場合はSランク品がおすすめである。

Aランク品

前の持ち主により使用された過去があるが、ほとんどキズや汚れが目に付かず、あまり使用感もないきれいな状態の品物がAランク品になる。

見た目はほとんど新品と変わらないが、他人が使用していたということから新品より格安で購入できるものである。Aランクの中でも特に美品はAランク+、Bランクに近いものはAランク-などのように分類するところもある。

Bランク品

いわゆる平均的な中古品として売買されるのが、このBランク品であるだろう。一見して中古品と分かるような使用感があったり、小さなキズやへこみ、汚れなどはいなめない。

ただ、機能面では問題ないので、きれいにクリーニングされていれば、ほとんどの場合抵抗なく使用できるだろう。価格は、新品よりかなり割安で購入できる。Bランクの中でも、+と-に分類されるところもある。

Cランク品

中古品の中でも特に劣化や使用感が大きく、目立つキズや汚れ、へこみやサビ、塗装のはがれなども目に付くような品物が多い。また、見た目だけでなく機能面でも劣化していることもあり、引き出しがガタついたりスムーズに動かなかったりデスクにデコボコがあったりする。

その代わり、価格は格安なので、とにかく初期費用を抑えてオフィスの家具を揃えたいという人にとってはさほど問題はないだろう。そもそも、一般的にオフィスの家具というものは、何人もの人によって使いまわされるいわば中古品である。

初めから新品のものを使えることは珍しいだろう。そういったことも加味して、中古品を選ぶことは賢い選択であると言える。

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中古のオフィスデスクの相場価格

出典:www.hoppersofficefurniture.com

中古品の価格は、こういったランクにより価格が決められるので、新品のように決まったものがなく、販売業者によっても大きく差が出てくるものである。

たとえば、Sランク品ならば、ほとんど新品とかわらないので、価格も新品のものとそれほど変わりはない。

新品よりは多少安くなるという程度なので、ネット通販などをよく探せば新品でも同じくらいの価格で購入できるものもあるだろう。

よほど条件に合ったものでなければ、Sランク品の購入はお得感がないかもしれない。

Aランク品のものは、平机と引き出しのセットが15,000円〜18,000円くらいなど、新品のものより1割〜2割くらいお得な価格相場になるだろう。

両側に引き出しのついた両袖のデスクなどは、25,000円程度のものが多いので、元の価格が高いほど、割引額も大きくなる。

Bランク品のものは、平机と引き出しのセットが12,000円くらいになるので、新品のものより4割〜5割程度割安になるものが多い。新品の半額程度の価格を目安にするといいだろう。

オフィスデスクを10台そろえる場合には、新品の5台分の価格でそろえることができるので、台数が多い場合にはBランク品でそろえると費用を抑えるのに役立つだろう。

Cランク品のものは、あまり市場に出回ることが多くないが、Bランク品よりもさらに割安なので、新品の価格の7割〜8割引きの価格で購入できるだろう。中には掘り出し品もあるので、いろいろな中古品業者に問い合わせてみる価値はあると言える。

 

中古品を購入する時の注意点

中古品は、新品に比べ割安で購入できるので、初めてオフィスを構える時に費用を抑えるのに非常に役立つだろう。経営が軌道に乗って余裕が出てきたら、少しずつ買い換えるのもいいだろう。だが、中古品を購入する際には気をつけなければならない点もあるので、参考にしてもらいたい。

・購入先は複数比較検討する
中古品を購入できる場所は、リサイクル店や中古のオフィス家具専門店など、店舗型のものやネット上の通販サイトなどいくつかある。いくつも店舗を巡るのは大変だが、ひとつの店舗やサイトに限定する前に、よく比較検討してみてほしい。

中には、まったく同じ製品でも、店舗によって価格の差が大きいことがある。新品のものと違って、価格を決めるのは業者によるところが大きいので、中古品ならこの程度の価格と言われて納得する前に、ほかの店の中古品も見てみるといいだろう。

中古品の状態によっても異なるが、このランクならこれくらいの価格という基準を自分で把握しておいて美品をできるだけ割安で購入するようにしよう。

・できれば現物を確認する
新品と違って、中古品はそれぞれの状態が1つずつ異なる。そのため、ネット上で写真を載せてあっても、実物を見るとイメージしていたものと違っていることも多い。

ネット上の通販は時間や手間がかからず便利であるが、できることなら現物を確認して、キズや機能面などで問題がないか確認するのが確実である。

・まとめ買いがお得
自宅用の家具なら、1点ずつの購入になるので、あまりまとめ買いなどの割引は適用されないが、オフィス用の家具なら同じ形のものを複数まとめて購入することも多いだろう。

ネット上の通販サイトでも、10個以上のまとめ買いで割引されることも多いので、1点ずつ購入するより、信頼できる業者が見つかればそこでまとめ買いするのが効率的でもっともお得になるだろう。

中古品の価格は、業者によって選定されているところが多いので、「たくさん買うからまけて欲しい」というような要望も通りやすいだろう。

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まとめ

最近は、本や服、雑貨など中古品を個人でやりとりすることも多く、中古品に対するハードルが低くなってきていると言っていいだろう。そもそも、公共の家具は個人で保有するものでなく、たくさんの人が共有するものであるから、特に中古品でも違和感のない人が多いだろう。

事業を始める時には、できるだけ初期費用を抑えて、今後の経営に資金を回せるようにしたいので、オフィスデスクは中古品などを賢く活用していこう。

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ABOUTこの記事をかいた人

山田博保

建築業界での経験を活かした複数のオウンドメディアを運営。内装工事マッチングサイト「アーキクラウド」創業者。WEBコンサル事業、コンテンツ販売事業にも携わる。Facebookお友達申請大歓迎です。その他WEB集客、自社メディア構築、ビジネスモデル構築に関するコンテンツは公式サイトより。